仕事ができる人は、なぜ「この話し方」をするのか? 感想
- 作者: 櫻井弘
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/中経出版
- 発売日: 2015/02/20
- メディア: 単行本
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ごく当たり前の内容だとは思うが、読んでいてとても面白かった
この手の営業よりの本は面白く感じないことが多いが、気分良く読めた
会話多くて、流れが良い
会話、交渉 -> 自信満々 -> 残念な結果、振り返り
「またやってしまった!劇場」の前田くんのようになっていないかを自分に問うと良いと思う
抜粋多い
- コミュニケーションは「相手」がいなければ成り立たない
- あなたにとっての「できるだけ早く」は今日中なのに...
- 会話をする相手は、自分とは確実に「違う存在」
- 「伝わるかどうか」は聞き手が決定権をもっています
- あなたが伝えたつもりでも、相手にきちんと伝わっていなければ、何も伝えていないのと同じ
- 「伝わらないのは自分のせいでもある」と意識を変える
- 話し方、「ひと手間」
- DJポリス - Wikipedia
- 多くの人は「正解」にこだわりすぎている
- 自分が信じる正義は、相手にとっても正義だとはかぎりません。人の数だけ正義はあります。価値観や状況によっても何が正義であるかは変わる
- 「三点法」が便利です。 「根拠は3つあります。第1に……、第2に……、第3に……
- 伝えたいことは1回ではなかなか伝わりません。同じ話を100パターンで話し、それを100回繰り返す
- 感情的に突っ走る傾向のある人は、「理由は何?」「データはある?」と自問自答するようにしましょう
- 相手がよく知らない言葉で話してしまうと、相手は「理解」できません。
- それをそのまま放置すると、「リカイ(理解)」が「イカリ(怒り)」に変わってしまう
- ひとつの言葉に、論理の強さがにじみ出てしまうこともあるので注意が必要
- たとえば、「だから」「ですから」という言葉
- 会議
- 「議論ばかり重ねているけれど、いつまでたっても結論が出ない」
- 「定期的に集まってはいるけれど、具体的な行動につながらない」
- 世の中には、そんな会議がたくさんあります
- 「誰が」「何を」「いつ」「どうするのか」を具体的な行動に落とし込むのです
- こだわりやプライド、過去の実績などがあると、それらに縛られて「私が」「俺が」という一方通行な話し方になりがち
- たったひと言、「さて」という言葉に変えただけで、自分のやる気がみなぎり、まわりにもよい影響を与える
- 仕事の成果が変わる人は、「わかった」ことを「やる」。学んだことを実行に移してみるのです。そうすると、結果が「変わる」のです
一つ、変わった気になった方法があった
- 自分の成功談がテーマを説明するためにふさわしい場合、そのまま「私が」で話すと、自慢や嫌みに聞こえてしまいます。そこで、「友人」など第三者に主語を替えてしまう
テレビとかではよく見る気がする。何か聞き出そうとする時良く見る。
特に仕事なんかで他人の行動を変えるには、良い感じのしつこさが大事だよなとは思う。ただ、相手の気を害さないように気をつけないといけないから、簡単なことではない部分もある。
でもうまくいっていない多くのケースは、しつこさには程遠く、任せているつもりでフォローもせず結局何もやってもらえないように、確認を怠って起こるケースの方が多いと思う。これの良くないのは任せる側も、任される側もはっきり誰が悪いってなりにくいし、慢性化すると問題を問題と思わなくなる。物事は毎度毎度先送りになるだけ。
相手が何やってるか分からないとかいうのは怠惰だよな。
前に見た、世にも奇妙な物語のある話を思い出した
はじめの一歩
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