鈴木さんにも分かるネットの未来 感想
- 作者: 川上量生
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2015/07/16
- メディア: Kindle版
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独特の意見をはっきり書いていて、けっこう共感できる部分や発見も多い。
ニコ動でのポジショントークがけっこうあって引っかかるところはあるがまあ良い。
メモ
- ネット鎖国論
- デジアナ世代
- ネット原住民
- 新大陸
- コンテンツが無料になるのはコンテンツ業界側にとっては損
- インターネット業界側にとっては得
- 違法コピーのせいで売れない
- 有料メルマガ
- 安定収入
- ドワンゴ ブロマガ
- オープン <-> クローズド
- 自分がやる仕事については独占で、他社が担当する部分については「オープン」になっていて競争があると一番儲かる
- インターネット 治外法権
- 国境
- タックスヘイブン
- 紙の本が電子書籍に置き換えられるのは避けられない未来
- 集合知
- 「頭が悪い」「遅い」「頑固」
- 頭の悪い人間がたくさん集まるよりも、優秀な人間がひとりいるほうが、すぐれた能力を発揮する
- ネットスケープ株 誇大妄想
- vs マイクロソフト
個人的にインターネットに関して思うことは、技術的には可能なのに、まだこんなことも実現できてないと思うことはけっこうある。
原因は、政治・既得権とかそういうやつだと思う。個人的にはそれらを是正したり関わりを持つことにコミットしたいとは思わない。
反面、インターネットやっぱり凄いと思うことも十分あるにはある。当たり前になりすぎて価値に気づかなくなっているものもある。
ニコ動でのポジショントークが引っかかることはあったが、予想以上に特に収益面で成功したサービスだとは思う。
最近けっこう本は読めているが、感想を書くのが正直億劫。
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Speed 1/5
★★★★☆