quattro_4's diary

また同じ過ちを繰り返すと気付かんのか!?

アイリウム 感想

アイリウム (モーニングコミックス)

アイリウム (モーニングコミックス)

記憶を飛ばすことができる薬
嫌な思いをする出来事の前に飲む


かなり面白かった
1巻のみで短編集の集まり
短いしおすすめ

ストーリーの重さの割に最後は悲惨な感じになってないのもまた良い


感想としては記憶大事だなと
良いことだけでなく悪いことも含めて記憶(経験)があるから今の自分・行動などに意味があることを実感する
ストーリーの中の何十年の記憶が飛んだ直後のその人の振る舞いとか見るともうなんとも言えない
出来事は双方の記憶の有無によって時に一方通行にもなる
記憶のコントロールは悪用もされ得る

忘れることの意味についても考えさせられる
自分たちは記憶の選択をしていると思う
嫌なことを忘れるタイプ、忘れないタイプといろいろいるのかもしれない
現実でも酒なんかで嫌なこと忘れるということにも意味がありそう

1つの作中にあった曲
We're All Alone

多分あの記憶の飛び方って、内視鏡検査とかの静脈麻酔に似てそう
意識が落ちて、すぐ目が覚めたら一瞬で時間が跳んでる感じ
眠るのとは違う。眠るのは眠りの浅いときや夢見てる時に時間が経過しているのを確かに感じていて一瞬という感じはしない


本を何十冊読んだと言えることには意味はなく
何を考えたか、何か行動が変わったか、もしくはストレス発散できたかとかに意味があると思う
何も残らない読書とかの無駄は反省する必要がある
最近常々楽しいこと・関心の強いことの学習(記憶)効率についてよく考えている


1 hours
★★★★★
VAMPS - MEMORIES