quattro_4's diary

また同じ過ちを繰り返すと気付かんのか!?

事業用の銀行口座とクレジットカード - フリーランスエンジニアの確定申告

ここで書いている情報の注意事項についてはフリーランスエンジニアの場合をまず見てください

結論を最初に持ってくると、事業用クレジットカードはいらない

クラウド会計ソフト

freeeを使う想定で説明します
クラウド会計ソフトの魅力は口座の自動同期(だった)

実際自分でも使ってみたが、仕訳の方法が分かってくれば自動同期は正直必須ではないとも思えた
手入力か自動同期かは作業にかかる手間が楽な方を選択すれば良い

一度自動同期を試してみて、結果を見て良く分からなければその全ての取引を削除して、同期を解除・口座を削除すれば良いと思う
同期して自動で登録される様子を見て、取引の登録の仕方など勉強になった

事業用の銀行口座とクレジットカード

事業用の銀行口座に関して、事業の売上の入金専用のものがあると便利

事業用クレジットカードに関しては、事業用として100%使う(個人の買い物が混ざらない)運用ができればあっても良い
その場合は、事業用の銀行口座からそのクレジットカードは引き落とすようにする

どちらについても、事業用にすると便利な部分はあるが必須ではないというのが結論
そもそもこの申告を考えている時期に、過去の取引はプライベートも事業も混ざっているという人もいるかもしれないが心配することはない
自動同期を諦めて手入力すれば良い

クレジットカードは後述する自動同期で管理した場合の会計処理が最も複式簿記をする上で障壁になるので、そこまで事業用を持つことにこだわる必要はない

口座の自動同期すべきかどうか

銀行口座に関して(事業の売上の入金専用のものがあったとして)、それを同期すべきかの1番のポイントとしては、そこから引き落としているクレジットカードの使用にプライベートのものが含まれていないという点につきる
混ざっていると振替とかなんとかいろいろ面倒そう
ちなみに、個人の生活費の引き出し、個人の生活費などのための振込・引き落としなどはその銀行口座の取引にいくらでも混ざっていても良い
何も考えず「事業主貸」に仕訳すれば良い(経費に関してはいずれ別途説明する)

自分は、事業用の銀行とクレジットカードを1つずつ用意して、両方自動同期して運用しているが、そのクレジットカードを完全に事業用の出費になる確信があるシーンでしか使わなかった(2回)のであまり悩まずに済んだ
正直、以後は使わないかもしれない

なので、オススメはクレジットカードは口座登録もせず、自動同期もしない

ちなみに事業用銀行1つ、事業用クレジットカード1つと言ったが、それ以外でメインで使っているプライベート用銀行1つとそれに紐づくプレイベート用クレジットカードがある

ほぼすべての経費(支出)はプライベート用の銀行からの引き落としやプライベート用クレジットカードを利用している
自動同期しなければ振替とか考える必要がなく、会計の素人にとってはずっと楽
手入力のほうがまし
手入力して口座を「プライベート資金で登録するだけ

自動同期のメリット

事業の売上の入金という最も重要な金額を手入力せず(ミスせず)に済むという点が個人的には一番良い
請求書をfreee内で発行して、取引を登録すれば消し込みもできる
請求書からの登録のおかげで、消費税、源泉徴収税の計算・仕訳も楽にできている

仕訳とか振替処理とか理解して悩まなくなったら、取引の件数が多い場合などは他にもいろいろ自動同期するメリットがかなりあるかもしれない


例えば取引の入出金の件数が多いなどの場合、事業用の銀行の自動同期のメリットを享受したい場合があるかもしれない
しかし、そこにプライベートの出費の入り混じったクレジットカード(自動同期はしない)が絡んでいて迷うことがあるかもしれない
後で考えたが、そこはそのクレジットカードの引き落としの取引は事業主貸にしておけば問題ないような気がした
それと別でクレジットカードの履歴から経費になるものを別途手入力していく

自動同期のリスク

口座のアカウント(ログインとパスワード)を登録するのは気になる部分ではある
やってしまうと慣れるけど
ただ、最近は主要銀行などはログイン検知とか、ワンタイムパスワードとかの対応もできてきてるのでその辺は良くなっている
でも正直、銀行もクレジットカードもトークン認証とかいい加減対応してくれないかと思う


まとめると
事業用クレジットカードいらない
クレジットカードの振替の面倒くささ >> 手入力の面倒くささ

最初、クレジットカードの処理とか調べると(前払いの考え、口座振替とか)意味不明すぎて複式簿記をすごい恐れていたんだけど、クレジットカードは事業側から見たら存在しないものと考えて、すべて「プライベート資金」の口座(事業主借)にしたらなんてことはなかった