取引の登録の仕方(売上・収入) - フリーランスエンジニアの確定申告
ここで書いている情報の注意事項についてはフリーランスエンジニアの場合をまず見てください
ここまでいろいろ書いてきたが、それだけでは何をどうすれば良いのか正直わからない
時間がかかるのは、取引を登録していくことと、分からないことを調べること
なので、ここでは実際の作業とも呼べる取引の登録について簡単に説明する
細かい言葉などは基本freeeを使用する前提で説明する
操作方法などはfreeeの公式の動画も参考になると思います
www.youtube.com
取引の登録の仕方
経費については、どんな経費があるのかでだいたい説明した
あとは、明細などが手元に揃っていてば、時間のかかる取引の登録作業に取り掛かることができる
口座
取引の登録で素人が迷うものはまず「口座」という考え方
深く考えずに次のルールに従って登録を進めていけば良い
口座とそれぞれの使い方について
売上の登録で最も大事な事
収入の登録の説明の前に、売上の登録で大事な事を書きます
金額、源泉税などは当たり前のように大事なのですが、「発生日=取引日=売上計上日」が重要です
freee上では3通りの表現があるみたいだが、すべて発生日を表していると思われる
例えば、12月に働いた分を1月の頭に請求書を出したとします
他を調べてもらえば分かりますが、「発生日」は12月の最後に働いた日(例えば12/28)などにする必要があります
何も考えずに取引データを作ってしまうと、発生日が1月の頭の日付になってしまい、確定申告の税額などを大きく間違ってしまうことになります
受託などの場合はたしか納品したとか契約が発生したとか調べてもらえば分かりますが、少なくとも請求日ではないです
freeeの請求書作成機能では追加情報というところに「売上計上日」が折りたたまれて気づきにくい
自分は、確定申告出力機能を使う頃まで気付かず、間違った登録をしていました
収入の登録
いざ説明しようとしたが、自分はfreeeの請求書作成の機能を使ったらそこから取引が自動登録され、それでうまくいったので、違うパターンはよくわかりません
調べてください
自分の場合を例にとると、月次請求で源泉徴収ありでした
手入力にした場合、共通すると思われる部分をまとめると
- 「収入」「未決済」を選択
- 「期日」- 請求の支払い期日
- 「取引日」- その請求について最後に働いた日、納品日など
- 「勘定科目」- 売上高
- 「金額」- 税込みの金額
- 「取引先」「備考」など入力し分かるようにする
請求書の明細で行が分かれるものは、1行目のメインの金額を登録後、「➕行を追加」して追加登録していく(勘定科目:売上高)
消費税は勘定科目を選んだ時に自動でセットされるのでそれに従えば良いと思います
税込みか税抜かは会計ソフトの設定によってやり方が変わるかもしれません
交通費
請求の中に交通費を含んでいる場合、その勘定科目は売上高で良いと思います
源泉税はそれを含めて計算すれば良いと思います
決済
後日入金されたら、「➕決済を登録」で金額を確認し日付を入力すれば良い
事業用の口座を自動登録しておけば、「自動で経理」機能の助けを借りられます
現金の口座
自分は1度も登録に使うことはありませんでした
請求したお金の受け取りが手渡しだったりした場合に「現金」の口座は登場するのかな?
その後、現金の分はそのまま「現金」からの支出に割り当てるか、「プライベート資金」「事業用銀行口座」に移動するのかどうか
銀行口座の登録をしない場合は使うことがあるかも?
freeeで請求書作成機能から登録された取引の修正
自分は「発生日=売上計上日」が間違っていることに後から気づいて修正した
修正方法が少しわかりにくかったのでメモ
「取引の一覧」などの画面からは売上の発生日やその他を修正できない
なので、請求書の一覧へ行き、編集から「売上計上日」を変更して保存
最初、修正方法が全然わからず、決済を削除してみたり、登録済みの取引を削除して、請求書画面から再作成したり色々苦労した
聞いたところでは請求書の機能はMisocaの方が良いと言っていました
今調べたらfreeeとの連携もできるみたい
参考:freeeの請求書編集画面の様子(売上計上日)
ちなみに上記の取引登録は調べたわけではなく、freee請求書作成機能を使ったら勝手に取引登録されたので、勘定科目とか何に該当するかとかを後から学んだ
入金期限(請求書の決済期日)が近づいた時のメール通知とか、消し込みもすごい役立った
請求(登録)と入金(決済)とそれぞれの日付の処理とか後から理解が深まった
freee上でとりあえず操作していくことで経理を学んでいくことができる