青色か白色か - フリーランスエンジニアの確定申告
ここで書いている情報の注意事項についてはフリーランスエンジニアの場合をまず見てください
青色か白色か
この話については説明しているサイトがいくらでも出てくるので、詳細は自分で調べてください
特典の違い
ざっくり、青色申告の特典の一部を挙げると
- 特別控除(10万 or 65万)
- 10-30万のパソコンなどの資産を一度に経費で落とせる
- そうしない場合は、数年(PCなら4年とか)に分けて減価償却することになる
- 赤字が繰り越せる
- 身内に給料を払える
どれを選ぶか
選ぶとかじゃなく、青色申告承認申請書を出しているかどうかで決まる
提出していなければ、白色申告確定
提出期限は決まっていて、3/15までかまたは開業日から2ヶ月以内
青色の申請書を提出(複式を選択)しても、細かい会計ができなかったのであれば、青色+簡易か白色に変更して申告しても良い
なので、提出期限内の人は提出することが必須といえる
白色申告にあえてする理由はない
それぞれ簿記の方法に違いはあるが、近年白色申告に対して帳簿保存が義務化するという変更がありました
その結果、白色を選択する意味は全くなく、少なくとも青色+簡易で提出すべきということが、どこのサイトでも書かれています
青色 簡易か複式か
以後、このブログで説明するように、テンプレートにしたがって機械的にfreeeなどの会計ソフトを使って処理していけば、自然と複式で提出できる状態までいきます
なので、青色の申請書を出してある人は複式で出すつもりで考えましょう
自分は出し忘れました
白色確定です
申請書が必要という仕組みに大きく不満も感じたので、この件はいずれまた書きます
会計ソフトの選択 - フリーランスエンジニアの確定申告
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会計ソフトの選択肢としては次のようなものがあるかと思う
ほぼ、個人でやっている人を想定しているので
率直に次の条件に当てはまればfreee一択だと思う
- 事業に関わっている人が1人か2人
- 貸方、借方とか正直はっきり理解しているわけではない
当初はfreee以外にMFクラウド会計も考えたが、聞いたり調べたりした結果、MFクラウド会計はもう少し規模の大きい企業で、会計の担当者が専用で複数いたり、会計知識も十分な場合により適しているということらしい
つまり守備範囲に少し違いがある
freeeもMFクラウド会計もオプション機能次第でさらにいろいろなことができると思われる
freeeとどっちが優れているとかじゃなく、業界的にはこれらの新しいサービスが戦わないといけない相手は、弥生とか古くから主にパッケージ型でシェアを持っているサービスだと思う
Rubyやっていたらどちらのサービスも当然応援したい
必要な情報を集める - フリーランスエンジニアの確定申告
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準備
何から始めるか
最低限必要だと思うこと、手順をざっくり
- まずは領収書、入出金の記録を集める
- 銀行、クレジットカードの入出金の明細
- 情報収集
- 本を読んでみる
- ブログが助かる
- 日常的にRSSで見ている情報 経営ハッカー|個人事業主・中小企業の経営・会計をクラウドで効率化
- 会計ソフトの検討
- freee、MFクラウド会計、他
- ひたすら入力していく
- 仕上げは会計ソフト、専門家の助けを借りる
- 証明書などの書類の準備
以下個人的に取り組んだ結果、何点か気づいた点
エンジニアたるものほとんどの入出金は手渡しの現金ではなく、オンラインで完結しているものと想定しています
なので、一番大事なのは銀行、クレジットカードなどの入出金の記録
銀行などは通帳がWebのみの通帳でない場合、Web上では数ヶ月しかさかのぼれないこともあった気がしたが、いずれにしても一年分遡れる状態にしておく必要がある
(自分は1, 2ヶ月に一回、主に使っている2つの銀行と1つのクレジットカードに関しての明細のファイルを保存している)
実際の経費に該当するもので、紙の領収書の記録で必要なものはほぼ無かった
SUICAなどのチャージの領収書を取っておいたが、別の記録があれば必ずしも必要ではないと思う
交通費の詳細はいずれ別でまとめる
一番勘違いしていたのは、記録する金額のすべてのものについて、詳細で正式な領収書などすべて用意して提出する必要があるかと思って悩んでいたが、どうやらそういうことではないらしい
もし税務署から説明が求められた場合に、良識的な範囲で説明出来る材料があれば良いということらしい
フリーランスエンジニアの場合 - フリーランスエンジニアの確定申告
動機
フリーランスエンジニアとしての初の確定申告をする上でいろいろ分からなかったことなどを備忘録的にそれぞれ記事を分けてメモしていくことにする
まとめようと思った動機は、正直いろいろ調べてみて分からないところや迷うところがかなりあったのだが、職種ごとなどテンプレートがあればそれほど難しいことではないように思えたのでまとめることにした
情報に関する前提条件
フリーランスのソフトウェアエンジニア
まとめた情報についての注意点
- 情報が間違っていても一切責任は負いません
- 間違っていた場合の指摘は受け付けます
- あくまでもソフトウェアエンジニアのケースなので、職種が違っていればその人にとっては全く正しくない情報の可能性がある
- 法人成りはまた勝手が違うみたいなので参考にしないでください
- フリーランスのデザイナーは似た部分もあれば違う部分もあります
- 請負メイン、在庫持ってる、人を使っているケースはカバーしていません
- 職種関係ない共通の情報は自分に当てはまらなかったものに関しては言及しません(不動産とか)
- あまりまとめに時間もかけたくないので短く簡潔にしたいと考えている
- 備忘録なので、公開後も随時修正するつもり
- freeeを使う前提で説明している部分が多くあります
最終的な判断は所管の税務署に確認して下さい
まとめる情報はあくまでも個人で確認した情報です
freeeの動画一覧
何が分からなかったか
- 個人の金の考え方
- クレジットカードの扱い
- 個人用の口座・カードが必要か
- 何が経費になるか
- 年金などの先払い分
- 領収書とか何をどうまとめれば良いか
- 確定申告に何を提出するか
- 税金全般
その他いろいろ
調べた情報で分かりにくかったポイント
書籍やWeb上調べれば情報はいくらでもある
でも分かりにくくしている要因が結構あった
- 個人事業主/フリーランスに関する情報で調べると
- アルバイトなどの低所得者向けの情報が多すぎる
- 法人成りの情報
- 細かい税率や計算方法の情報は常に網羅されている
- その反面、何をしたらどのくらい損得があるかのざっくりとした情報が少ない
- どの情報を見ても共通の基礎的な部分の説明量が多くて、ピンポイントな疑問の正解が見つけにくい
- 経費について調べたら調べたで、万人をカバーする情報ばかり
- 万人向けなので、本当に知りたい部分の答えが結局「場合による」になる
とにかく、自分に当てはまらない情報が多すぎて答えを探すのにすごい苦労する
自分が苦労した理由の一つに、きっちりしようという意識が強すぎたというのがある
結局時間をかけてかなりきっちりできた気がするが、世の中全般は予想よりもはるかに適当に数字を出している人も多いと思われる(故意のもの、理解が足りないもの、ミスしているもの)
一つの大事なポイントは「大きい金額の動き」以外は厳密でなくて良い部分も多いということ(特に勘定科目とか)
「大きい金額の動き」はきっちりやる必要はある
実は自分に必要なパターンが分かれば、ほとんど機械的にできることだということが実感できた
今回すでにかなり苦労したが、次回以降きっと楽にできると思っている
アイリウム 感想
- 作者: 小出もと貴
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2014/11/21
- メディア: Kindle版
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記憶を飛ばすことができる薬
嫌な思いをする出来事の前に飲む
かなり面白かった
1巻のみで短編集の集まり
短いしおすすめ
ストーリーの重さの割に最後は悲惨な感じになってないのもまた良い
感想としては記憶大事だなと
良いことだけでなく悪いことも含めて記憶(経験)があるから今の自分・行動などに意味があることを実感する
ストーリーの中の何十年の記憶が飛んだ直後のその人の振る舞いとか見るともうなんとも言えない
出来事は双方の記憶の有無によって時に一方通行にもなる
記憶のコントロールは悪用もされ得る
忘れることの意味についても考えさせられる
自分たちは記憶の選択をしていると思う
嫌なことを忘れるタイプ、忘れないタイプといろいろいるのかもしれない
現実でも酒なんかで嫌なこと忘れるということにも意味がありそう
1つの作中にあった曲
We're All Alone
多分あの記憶の飛び方って、内視鏡検査とかの静脈麻酔に似てそう
意識が落ちて、すぐ目が覚めたら一瞬で時間が跳んでる感じ
眠るのとは違う。眠るのは眠りの浅いときや夢見てる時に時間が経過しているのを確かに感じていて一瞬という感じはしない
本を何十冊読んだと言えることには意味はなく
何を考えたか、何か行動が変わったか、もしくはストレス発散できたかとかに意味があると思う
何も残らない読書とかの無駄は反省する必要がある
最近常々楽しいこと・関心の強いことの学習(記憶)効率についてよく考えている
1 hours
★★★★★
VAMPS - MEMORIES
絵でわかる感染症 with もやしもん 感想
絵でわかる感染症 with もやしもん (KS絵でわかるシリーズ)
- 作者: 岩田健太郎
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2015/01/09
- メディア: Kindle版
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昔もやしもん読んでた時期あったのもあって気になった
普段自分のやっていることと関係ない内容で教養として読んでみた
- 岩田健太郎
- もやしもん
- パスツール 肉汁 腐る 実験
- スパランツァーニ 失敗
- 腐敗も発酵も同じ
- レーウェンフック 光学顕微鏡
- コッホ 炭疽菌
- 検体、グラム染色、パニック値
- コンタミネーション、コロナイゼーション
- epidemic
- outbreak
- サーベイランス JANIS
- 相対リスク RR
- 院内感染
- MIC 最小阻止濃度
- 薬半減期
- 頻回投与
- PK/PD理論
- ペニシリン 1928
- βラクタム
- PBP
- セファロスポリン
- テトラサイクリン
- マクロライド
- メトロニダゾール
- ピロリ菌
- 耐性菌出にくい
- 酒と一緒で二日酔い症状
- バンコマイシン
- 前は不純物多 腎不全
- VRE 耐性腸球菌
- キノロン
- 便秘薬 酸化マグネシウムと併用しない
- 使われなくなった治療薬が年月を経て別の効能でカムバックする
- 結核 治療期間最低6カ月
- DOTs direct observed therapy
- 薬が古い 副作用多い
- 真菌 カビ
- ウイルス
- グラム陰性菌
- 多剤耐性菌
- 耐性菌
- use it and lose it
- 気管支炎には抗菌薬は使わない
- 髄膜炎
- 日本の医者へのダメだし
- 微生物学
- 暗記多い、人気ない
- マインドマップで勉強
- 微生物の名前がころころ変わる
- TORCH 胎児奇形の原因
- 風疹
- others
- バイオテロ
- 人獣共通感染症
- 旅行医学
医者は基本半分信用するようにしている。経験的に信用できる医者とそうでない人が半々いる
この著者には興味が持てた
個人的に平和を脅かすリスクは大きくは核と感染症だと思っていて、感染症の方は時に権力のある国とかでもコントロールが効かない(予想できない)という性質がある点が怖いと思っている
だから今後も少なからず関連する情報は注目していきたい
2.5h
Speed 2/5
★★★★☆
hide - BACTERIA
レバレッジ・リーディング 感想
- 作者: 本田直之
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2013/05/02
- メディア: Kindle版
- 購入: 2人 クリック: 3回
- この商品を含むブログ (6件) を見る
8年前くらいに会社で配られて読んだ本
当時は「ケッ」って感じで読まされてる感を感じながら読んだ記憶があるが、意外と影響が大きかった本
とにかく読まなくても本を買いまくることを躊躇しなくなった
その中の1割くらいから得るものがあれば、無駄に本も買わずに何も読まないのよりは良いという考えをするようになった
- メモを作る
- 斜め読み
- 「ちょっとピンとこないな」と思ったら、ひとまず読むのをやめます。
- 10冊買ってきたら、本当に面白いのは2冊といったところです
- 未読の本を30冊くらい予備として用意
- 読まない本 ゴミに出して捨てる
- どんなに忙しくても15分
- 「この商品を買った人はこんな商品も買っています」
- 「Audio-Tech Business Book Summaries」「Executive Book Summaries」
- マインドマップ読書術
- 「本を読まないから時間がない」
- ビジネス書 年間400冊
同シリーズの他のも流し読み
- 作者: 本田直之
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- 20 : 60 : 20の法則
- 下の20%の人はどこにいてもネガティブな層
- 記憶に残るインセンティブ
- 企業ブランディング
- 「人材」も自動的に集まってくる
- 口コミしやすいストーリーやポイント
- やらないこと(劣後順位)を決める
- 藤田田 勝てば官軍
- 「プロコン」(Pros and Cons)
- 素直さを持たない経営者は、周囲に何か提案されても、いっさい聞く耳を持たない
- 作者: 本田直之
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- やる気高い20%, やる気低い20%
- 藤田田
- 睡眠時間は90分の倍数がよいという研究
- 俯瞰逆算型
- 人間が変わる方法は3つしかない
- 1つは時間配分を変える
- 2番目は住む場所を変える
- 3番目はつきあう人を変える
- 日常的にエクササイズ
- 仕組み化、無意識化、習慣化
- カラーバス効果
ビジネス書は内容が薄いからものによっては15分で斜め読みできる
最近はKindleはじめeBookを買いまくって、積ん読が数百冊ある
漫画もけっこう買いっぱなしが多いが、10年後とかに読んでも良いと思ってる(未だに手塚治虫とか読むことけっこうあるし)
良い時代になった
ハイライト収集 -> マインドマップで見直すのは自分で発明して実践してた
本を配られて読まされるみたいに気に食わない状況・人とかに対して、逆らって従いたくない心理が働いたことが昔はあったが、年々そういうことはやめるようになった。それをやめるとそもそも気に食わないという心理自体がなくなることも多い。
たまに他人が出した解法になぜか毎回あえて逆らって、別の解法に時間使いたがる人いるけど、損することの方が多いと思ってる。もちろんそういう逆らうからこそ実現できることもあるだろうが。
1.5h + 0.5h + 0.5h
Speed 4/5
★★★★☆