情報過多
読んでばかりで何も身に付いてないのではという悩みは度々感じるなということを思い起こした。
ノウハウに振り回されそうになった時に思い出したいたった1つの質問 | シゴタノ!
良い機会なので、自分の情報収集を振り返る。
日常的な中心は次の3つ
RSSリーダー
昔はGoogle Reader万歳だった。死んだので、代わりをいろいろ試した結果Livedoor Readerを使っている。
Livedoor Readerの良い点は、とにかくスクロールが速い(Google Readerより速い)
難点はフィードレベルで全既読になってしまうことだが、個人的には問題ない。
というのも、とにかく流し読みを心がけている。
見落としても良い。本当に大事な事は、何度も別ソースからも登場する。
かつては、移動中とかはモバイルでフィード確認をやりたいと思っていたがそれもやめた。(実際Google Reader時代はやっていたこともある)
PC上での流し読みが最速だし、リンク先をじっくり読みたいときも最速。
フィードはけっこう多い。
大別すると
- テクノロジー
- まとめ系(記事数多い、ライフハッカーとか)
- 個人ブログ(記事数少ない、マニアックで長い事が多い)
- QA、ユーザーグループ系(多いが95%以上流している)
- Qiita
- IT総合
- ネタ系(多め、Twitterベースのまとめ)
- スポーツ、音楽(多い)
Rubyが中心のものが多く、それ以外はiOS, R, Sublime Textなど(ほぼ流し読み)
実際に記事に飛ぶのことが多いのは、ライフハッカー、Qiita、音楽、ネタ系かな
全記事数からしたら、数パーセント位だと思う。
QiitaはRSS上で情報が多くて流し読みに最適なのと、タグごと細分化されている点が良い。
不満はタグ間の記事重複と、タグにバリエーションがあることくらい(railsとrails3,rails4があるとか)で、流し読みには大きな問題ではない。
Googleでの見つかり具合が初期と比べすごい良くなったのが嬉しい。
流し読み自体は、無駄なフィードと感じるものもけっこうあるが、サブリミナル的に自分に残っているだろうとは感じている。
多くの人が見ているが、自分は見ていないもの
Hacker Newsは英語を目にする目的も含めてやってみた事もあったが挫折した。
理由は記事が多すぎる。あまりピンと来ないのが多かった。
あと、話題を細分化して購読できなかった。方法はあると思うが、そこまでしても読みたいという感じじゃなかった。
よっぽどの話題は同僚とかTwitter上でキュレーションされたものでたどりつけるからOK。
はてブは試した事無いが、Twitter上でキュレーションされたもので十分という感じ。
あと思想的なのも多い気がして、それもいまいち自分には合わない。
(大事な前提・背景が外されて不毛な論争している事も多い印象)
何も見ないで評価するのは良くないから1度一通りフィード見てみたけど、カテゴリを無視した時事ネタのノイズとか初心者向けのまとめとかも多い印象。
やはりTwitterでのまとめとか出現頻度が多いもので十分。
Gunosy(メールのみ)も一応見てはいるが大半は他とかぶっている。
「いいね」的な指標だけで集められる情報って、初心者向きだったり、分かりきっている事だったり、意外と自分の役に立たないと感じることが最近多くなった。
今まで切ってきたものや、今後切るものもあるとは思うが、ある程度は流し読みでカバーしても良いかと思ってる。
特に切れそうなのはIT総合系だが、エンタープライジーのものは少しは残している状況で、自分と全く違う価値観の人が何を見てるかの参考にはなる。
「ドキュメントからテストコード生成」とか、「アジャイル」「ビッグデータ」などの氾濫具合など(微妙な意味で)印象に残ったものもある。
この辺りはフィードごと数日読まなくても全く影響無いというスタンス。
podcasts
PCの前で長時間じっくりとかはやってられないので、電車移動中が中心。
聞く(見る)だけだと残りにくいので、メモを取るようにしている。
電車移動中のものは次の4つ(週5に丁度良い)
- MotionInMotion
- RubyMotion動画
- NSScreenCasts
- iOS関連動画
- Giant Robots Smashing into other Giant RobotsとBuild Phase
iOS系の実践はほとんどしていないが、楽しく感じられてるし、役に立つだろうという希望を持ってできている。
PCの前でも聞くもの
- Ruby5
- 短いのが良い、何年も前から欠かしていない
- 最速の信頼できるRuby情報源
- RailsCasts
- 休止中、かつて最も信頼していた
- RubyTapas
- Rebuild
- 不定期、主に仕事中ゆっくりできる時とか
- 仕事中はできれば音楽聞きたい時もある
- 不定期、主に仕事中ゆっくりできる時とか
- iOS Bytes, 5 minutes JS
- 不定期、流し気味に聞く
- Ruby5と同系列、エンドロールの音楽が目的だったりもする
試した事はあるが、やめたり、特に続けなかったもの
とにかく情報が最速
GoogleにもFCBKにもないものがある。
Ruby中心に英語圏の人を大量にフォローして、興味ある内容で日常的に英語見ていられるのも大きなプラスだ。
気になったリンクはほぼPocket送り。(Pocketの方が読みやすい)
リンク先の消化不足になることもあるが、それで良い。本当に大事ならどっかで時間をかけるはず。
今はほぼ仕事(技術)関連専用になっていて、アウトプットに関しては、専らirbの結果とか技術系のリンクや英語辞書の結果が多くなっている。
変えようとは思わないが、真面目に仕事して過ぎる感はある。(個人的なのは他に色々分散している)
Twitterなんかにいろいろ書く事で自分の考えをまとめるとかに役立つ効果はあると思うが、そういうのは自分の場合はマインドマップにまとめるのが合っていてそうしている。
思想的なのはたまに話で出すくらいしかしないけど、最近こことかブログに残し始めている。
困った事なんかはたいていGoogleかStackoverflowで見つけられるようにもなったし。
いろいろチャネルを持つのは良いという考え。
ワンソースでない、違うチャネル(人)で繰り返されると情報の信頼度、流行りとかの判断になる。
情報過多
情報収集に使う時間を計算すると、1時間とか簡単に超えている。
体裁整えてものを書いたりすると数時間にもなる。
自分は仕事中にRSSとか読むとかあまりできない。
仕事とRSSとかの情報の処理のどちらも意識が分断されて効率が落ちるってのがある。
だから、情報は半日遅れにはなるし、いちいち意見とか書いてたらさらに効率落ちる。
仕事の優先度下げて試したことあるけど、結局仕事で足りないなと思った部分は家で考えるようになってしまったし、やる場所と順番が変わって効率落ちただけの結果になった。
でも、こういった時間を別のことに使えてたらとか思う事もある。
情報遮断して、情報が無かったらそれはそれで何かに集中出来たり、アウトプット出せてる自分がいるのではと想像する。
それでも、今の自分から見れば、Ruby以前の自分は不安になるほど情報集めができてなかったと思う。
その分エンタープライズ(クローズな小さな世界)に集中できてたってのはあると思うけど。
昔は結構書籍中心だったけど、今はだいぶ変わったと実感する。
最新はWeb上にあって、それを追えるようになると、書籍はそれに比べたら遅い。
英語との時間差もけっこうあって、英語で追えるようになったなら、日本語の翻訳情報は遅い。
何が正しいかは人それぞれが解釈すればいいことだけど、今の自分はRuby以前の不安感が解消されたし方向性は正しかったと解釈している。
近年時間使えたらと思っていること
たまりにたまった電子書籍(実際の本も)読むとか
オープンソースとか
技術とかと全然違う事に時間使うとか
技術の事もそうでないことも、やってみたいくらいに思ってる事はまだまだある。
YouTube中心に音楽とか、定期的に運動とか、他の趣味とか、技術以外の時間はそれなりに取れてるからいいけど、さらに大きく広げるには大きく何かを削らないといけない。
根っこは仕事真面目すぎるんだろうな。楽しいと思ってるから良いんだけど。
何かきっかけを手にして、半リタイアしたい。窓際社員になりたい。