quattro_4's diary

また同じ過ちを繰り返すと気付かんのか!?

どんな経費があるのか - フリーランスエンジニアの確定申告

ここで書いている情報の注意事項についてはフリーランスエンジニアの場合をまず見てください

自分の例+αを挙げた
これはあくまでも一例で、すべてをカバーしているわけではないです
freeeでいうところの「レポート」→「損益計算」で良いまとめが見れました

  • 水道光熱費
    • 水道料金
    • ガス料金
  • 通信費
    • 電話代
    • インターネットプロバイダ料金
  • 旅費通費
  • 新聞図書費
    • 書籍、雑誌
    • 有料screencast, podcastなど
  • 消耗品費
    • HDドライブとか周辺機器
    • ケーブルとか
  • 工具器具備品
    • パソコン
      • 固定資産の登録が必要
    • 周辺機器
  • 研修費
    • カンファレンス参加チケット
  • 交際費
    • Meetup参加費
    • 取引先との飲食代
  • 雑費
    • 要するにその他迷ったらなんでも
    • Webサービスの利用
    • アプリ
      • パッケージ品や金額の高いものはソフトウェアヘの分類や資産台帳への登録が必要かも
      • iTunes Store(Mac,iOS)
    • ワーキングスペース、カフェなどの利用(会議費もありえる)
    • パソコン専用バッグとか
    • 仕事専用ならスーツ、靴とか?
  • 開業費
    • 上記のあらゆるものについて開業日前のもの
    • 確定申告作成時に減価償却の処理を促され、減価償却費として集計された

度々言及するが、勘定科目の正確さはあまり重要ではない
税務調査などがあった場合に説明できることが重要
そのために、各個人それぞれ仕訳に一貫性があることが一番重要であると思う

個人的には今年からは「インターネット関連費」を勘定科目のレベルで新たに追加しようか検討してます(主に雑費の中で該当するもの)→メモタグとかぶるから作成できないとなったので止めた

それぞれの科目について、特徴的な内容は以後別で書きます

事業用の銀行口座とクレジットカード - フリーランスエンジニアの確定申告

ここで書いている情報の注意事項についてはフリーランスエンジニアの場合をまず見てください

結論を最初に持ってくると、事業用クレジットカードはいらない

クラウド会計ソフト

freeeを使う想定で説明します
クラウド会計ソフトの魅力は口座の自動同期(だった)

実際自分でも使ってみたが、仕訳の方法が分かってくれば自動同期は正直必須ではないとも思えた
手入力か自動同期かは作業にかかる手間が楽な方を選択すれば良い

一度自動同期を試してみて、結果を見て良く分からなければその全ての取引を削除して、同期を解除・口座を削除すれば良いと思う
同期して自動で登録される様子を見て、取引の登録の仕方など勉強になった

事業用の銀行口座とクレジットカード

事業用の銀行口座に関して、事業の売上の入金専用のものがあると便利

事業用クレジットカードに関しては、事業用として100%使う(個人の買い物が混ざらない)運用ができればあっても良い
その場合は、事業用の銀行口座からそのクレジットカードは引き落とすようにする

どちらについても、事業用にすると便利な部分はあるが必須ではないというのが結論
そもそもこの申告を考えている時期に、過去の取引はプライベートも事業も混ざっているという人もいるかもしれないが心配することはない
自動同期を諦めて手入力すれば良い

クレジットカードは後述する自動同期で管理した場合の会計処理が最も複式簿記をする上で障壁になるので、そこまで事業用を持つことにこだわる必要はない

口座の自動同期すべきかどうか

銀行口座に関して(事業の売上の入金専用のものがあったとして)、それを同期すべきかの1番のポイントとしては、そこから引き落としているクレジットカードの使用にプライベートのものが含まれていないという点につきる
混ざっていると振替とかなんとかいろいろ面倒そう
ちなみに、個人の生活費の引き出し、個人の生活費などのための振込・引き落としなどはその銀行口座の取引にいくらでも混ざっていても良い
何も考えず「事業主貸」に仕訳すれば良い(経費に関してはいずれ別途説明する)

自分は、事業用の銀行とクレジットカードを1つずつ用意して、両方自動同期して運用しているが、そのクレジットカードを完全に事業用の出費になる確信があるシーンでしか使わなかった(2回)のであまり悩まずに済んだ
正直、以後は使わないかもしれない

なので、オススメはクレジットカードは口座登録もせず、自動同期もしない

ちなみに事業用銀行1つ、事業用クレジットカード1つと言ったが、それ以外でメインで使っているプライベート用銀行1つとそれに紐づくプレイベート用クレジットカードがある

ほぼすべての経費(支出)はプライベート用の銀行からの引き落としやプライベート用クレジットカードを利用している
自動同期しなければ振替とか考える必要がなく、会計の素人にとってはずっと楽
手入力のほうがまし
手入力して口座を「プライベート資金で登録するだけ

自動同期のメリット

事業の売上の入金という最も重要な金額を手入力せず(ミスせず)に済むという点が個人的には一番良い
請求書をfreee内で発行して、取引を登録すれば消し込みもできる
請求書からの登録のおかげで、消費税、源泉徴収税の計算・仕訳も楽にできている

仕訳とか振替処理とか理解して悩まなくなったら、取引の件数が多い場合などは他にもいろいろ自動同期するメリットがかなりあるかもしれない


例えば取引の入出金の件数が多いなどの場合、事業用の銀行の自動同期のメリットを享受したい場合があるかもしれない
しかし、そこにプライベートの出費の入り混じったクレジットカード(自動同期はしない)が絡んでいて迷うことがあるかもしれない
後で考えたが、そこはそのクレジットカードの引き落としの取引は事業主貸にしておけば問題ないような気がした
それと別でクレジットカードの履歴から経費になるものを別途手入力していく

自動同期のリスク

口座のアカウント(ログインとパスワード)を登録するのは気になる部分ではある
やってしまうと慣れるけど
ただ、最近は主要銀行などはログイン検知とか、ワンタイムパスワードとかの対応もできてきてるのでその辺は良くなっている
でも正直、銀行もクレジットカードもトークン認証とかいい加減対応してくれないかと思う


まとめると
事業用クレジットカードいらない
クレジットカードの振替の面倒くささ >> 手入力の面倒くささ

最初、クレジットカードの処理とか調べると(前払いの考え、口座振替とか)意味不明すぎて複式簿記をすごい恐れていたんだけど、クレジットカードは事業側から見たら存在しないものと考えて、すべて「プライベート資金」の口座(事業主借)にしたらなんてことはなかった

青色か白色か - フリーランスエンジニアの確定申告

ここで書いている情報の注意事項についてはフリーランスエンジニアの場合をまず見てください

青色か白色か

この話については説明しているサイトがいくらでも出てくるので、詳細は自分で調べてください

申告の種類

申告は次のパターンから選択することになる

  • 白色申告
  • 青色申告(簡易)
    • 簡単、特別控除10万
  • 青色申告(複式)
    • 難しい、特別控除65万
特典の違い

ざっくり、青色申告の特典の一部を挙げると

  • 特別控除(10万 or 65万)
  • 10-30万のパソコンなどの資産を一度に経費で落とせる
    • そうしない場合は、数年(PCなら4年とか)に分けて減価償却することになる
  • 赤字が繰り越せる
  • 身内に給料を払える
どれを選ぶか

選ぶとかじゃなく、青色申告承認申請書を出しているかどうかで決まる
提出していなければ、白色申告確定
提出期限は決まっていて、3/15までかまたは開業日から2ヶ月以内

青色の申請書を提出(複式を選択)しても、細かい会計ができなかったのであれば、青色+簡易か白色に変更して申告しても良い
なので、提出期限内の人は提出することが必須といえる

白色申告にあえてする理由はない

それぞれ簿記の方法に違いはあるが、近年白色申告に対して帳簿保存が義務化するという変更がありました
その結果、白色を選択する意味は全くなく、少なくとも青色+簡易で提出すべきということが、どこのサイトでも書かれています

青色 簡易か複式か

以後、このブログで説明するように、テンプレートにしたがって機械的にfreeeなどの会計ソフトを使って処理していけば、自然と複式で提出できる状態までいきます
なので、青色の申請書を出してある人は複式で出すつもりで考えましょう


自分は出し忘れました
白色確定です
申請書が必要という仕組みに大きく不満も感じたので、この件はいずれまた書きます

会計ソフトの選択 - フリーランスエンジニアの確定申告

ここで書いている情報の注意事項についてはフリーランスエンジニアの場合をまず見てください

会計ソフトの選択肢としては次のようなものがあるかと思う

ほぼ、個人でやっている人を想定しているので
率直に次の条件に当てはまればfreee一択だと思う

  • 事業に関わっている人が1人か2人
  • 貸方、借方とか正直はっきり理解しているわけではない


当初はfreee以外にMFクラウド会計も考えたが、聞いたり調べたりした結果、MFクラウド会計はもう少し規模の大きい企業で、会計の担当者が専用で複数いたり、会計知識も十分な場合により適しているということらしい
つまり守備範囲に少し違いがある

freeeもMFクラウド会計もオプション機能次第でさらにいろいろなことができると思われる


freeeとどっちが優れているとかじゃなく、業界的にはこれらの新しいサービスが戦わないといけない相手は、弥生とか古くから主にパッケージ型でシェアを持っているサービスだと思う
Rubyやっていたらどちらのサービスも当然応援したい

必要な情報を集める - フリーランスエンジニアの確定申告

ここで書いている情報の注意事項についてはフリーランスエンジニアの場合をまず見てください

準備
何から始めるか

最低限必要だと思うこと、手順をざっくり


以下個人的に取り組んだ結果、何点か気づいた点

エンジニアたるものほとんどの入出金は手渡しの現金ではなく、オンラインで完結しているものと想定しています
なので、一番大事なのは銀行、クレジットカードなどの入出金の記録
銀行などは通帳がWebのみの通帳でない場合、Web上では数ヶ月しかさかのぼれないこともあった気がしたが、いずれにしても一年分遡れる状態にしておく必要がある
(自分は1, 2ヶ月に一回、主に使っている2つの銀行と1つのクレジットカードに関しての明細のファイルを保存している)

実際の経費に該当するもので、紙の領収書の記録で必要なものはほぼ無かった

SUICAなどのチャージの領収書を取っておいたが、別の記録があれば必ずしも必要ではないと思う
交通費の詳細はいずれ別でまとめる


一番勘違いしていたのは、記録する金額のすべてのものについて、詳細で正式な領収書などすべて用意して提出する必要があるかと思って悩んでいたが、どうやらそういうことではないらしい
もし税務署から説明が求められた場合に、良識的な範囲で説明出来る材料があれば良いということらしい

フリーランスエンジニアの場合 - フリーランスエンジニアの確定申告

動機

フリーランスエンジニアとしての初の確定申告をする上でいろいろ分からなかったことなどを備忘録的にそれぞれ記事を分けてメモしていくことにする

まとめようと思った動機は、正直いろいろ調べてみて分からないところや迷うところがかなりあったのだが、職種ごとなどテンプレートがあればそれほど難しいことではないように思えたのでまとめることにした

情報に関する前提条件

フリーランスのソフトウェアエンジニア

まとめた情報についての注意点
  • 情報が間違っていても一切責任は負いません
    • 間違っていた場合の指摘は受け付けます
  • あくまでもソフトウェアエンジニアのケースなので、職種が違っていればその人にとっては全く正しくない情報の可能性がある
    • 法人成りはまた勝手が違うみたいなので参考にしないでください
    • フリーランスのデザイナーは似た部分もあれば違う部分もあります
    • 請負メイン、在庫持ってる、人を使っているケースはカバーしていません
  • 職種関係ない共通の情報は自分に当てはまらなかったものに関しては言及しません(不動産とか)
  • あまりまとめに時間もかけたくないので短く簡潔にしたいと考えている
  • 備忘録なので、公開後も随時修正するつもり
  • freeeを使う前提で説明している部分が多くあります

最終的な判断は所管の税務署に確認して下さい
まとめる情報はあくまでも個人で確認した情報です

freeeの動画一覧

www.youtube.com

何が分からなかったか
  • 個人の金の考え方
    • クレジットカードの扱い
    • 個人用の口座・カードが必要か
  • 何が経費になるか
  • 年金などの先払い分
  • 領収書とか何をどうまとめれば良いか
  • 確定申告に何を提出するか
  • 税金全般

その他いろいろ

調べた情報で分かりにくかったポイント

書籍やWeb上調べれば情報はいくらでもある
でも分かりにくくしている要因が結構あった

  • 個人事業主/フリーランスに関する情報で調べると
    • アルバイトなどの低所得者向けの情報が多すぎる
    • 法人成りの情報
  • 細かい税率や計算方法の情報は常に網羅されている
    • その反面、何をしたらどのくらい損得があるかのざっくりとした情報が少ない
    • どの情報を見ても共通の基礎的な部分の説明量が多くて、ピンポイントな疑問の正解が見つけにくい
  • 経費について調べたら調べたで、万人をカバーする情報ばかり
    • 万人向けなので、本当に知りたい部分の答えが結局「場合による」になる

とにかく、自分に当てはまらない情報が多すぎて答えを探すのにすごい苦労する


自分が苦労した理由の一つに、きっちりしようという意識が強すぎたというのがある
結局時間をかけてかなりきっちりできた気がするが、世の中全般は予想よりもはるかに適当に数字を出している人も多いと思われる(故意のもの、理解が足りないもの、ミスしているもの)

一つの大事なポイントは「大きい金額の動き」以外は厳密でなくて良い部分も多いということ(特に勘定科目とか)
「大きい金額の動き」はきっちりやる必要はある

実は自分に必要なパターンが分かれば、ほとんど機械的にできることだということが実感できた
今回すでにかなり苦労したが、次回以降きっと楽にできると思っている

アイリウム 感想

アイリウム (モーニングコミックス)

アイリウム (モーニングコミックス)

記憶を飛ばすことができる薬
嫌な思いをする出来事の前に飲む


かなり面白かった
1巻のみで短編集の集まり
短いしおすすめ

ストーリーの重さの割に最後は悲惨な感じになってないのもまた良い


感想としては記憶大事だなと
良いことだけでなく悪いことも含めて記憶(経験)があるから今の自分・行動などに意味があることを実感する
ストーリーの中の何十年の記憶が飛んだ直後のその人の振る舞いとか見るともうなんとも言えない
出来事は双方の記憶の有無によって時に一方通行にもなる
記憶のコントロールは悪用もされ得る

忘れることの意味についても考えさせられる
自分たちは記憶の選択をしていると思う
嫌なことを忘れるタイプ、忘れないタイプといろいろいるのかもしれない
現実でも酒なんかで嫌なこと忘れるということにも意味がありそう

1つの作中にあった曲
We're All Alone

多分あの記憶の飛び方って、内視鏡検査とかの静脈麻酔に似てそう
意識が落ちて、すぐ目が覚めたら一瞬で時間が跳んでる感じ
眠るのとは違う。眠るのは眠りの浅いときや夢見てる時に時間が経過しているのを確かに感じていて一瞬という感じはしない


本を何十冊読んだと言えることには意味はなく
何を考えたか、何か行動が変わったか、もしくはストレス発散できたかとかに意味があると思う
何も残らない読書とかの無駄は反省する必要がある
最近常々楽しいこと・関心の強いことの学習(記憶)効率についてよく考えている


1 hours
★★★★★
VAMPS - MEMORIES